
動画編集の案件に応募しても採用されないよ〜!
ポートフォリオが必要らしいけど何のこと?どうやって作ればいいの?
この記事では、このような悩みを解決します。
- 動画編集の案件獲得に必須「ポートフォリオ」とは?
- 筆者のポートフォリオを参考にしながらポイントを解説
- クライアントに採用されやすいモテるポートフォリオの作り方とは?



はじめは動画編集の案件に応募する際に何が必要かよく分かりませんよね。今回はポートフォリオについて学んでいきましょう。
本記事で紹介しているポートフォリオ(自作動画)はAdobeプレミアプロで作成したものです。
結論からお伝えすると、副業で稼ぎやすい動画編集ソフトはAdobeのプレミアプロ一択です。
仕事に応募する際に顧客からAdobeソフト指定されることが非常に多いので、
『先祖代々Adobeは使わないと決めてる』という人以外は使わない理由はありません。
こちらの記事に現状で最も安く購入する方法を紹介しています。
動画編集の案件獲得にポートフォリオは必要?


ポートフォリオを作成する目的
まず1度立ち返ってポートフォリオを作成する目的を考えてみましょう。
ポートフォリオとは正確に言えば制作実績のことです。
つまり動画編集者がクライアントに対して



今までこのような作品に携わってきました!
どうです?凄いでしょう?
こんな僕にお仕事任せてみませんか?
という仕事をもらうためのアピール材料となります。



いやいや!制作実績なんて持ってないよ!
初心者はどうやって仕事もらえば良いの!?
そう、最初は誰だって制作実績がありません。
でも実績がないとクラウドソーシングなどで仕事を獲得する確率が下がるのもまた事実。
ではどうすれば良いのか?



実績がなければ無理やり作れば良いのです
つまり架空の案件を想定して作成した動画をポートフォリオにしてしまう作戦
これは全ての動画編集者が通ってきた道です。
なぜなら初心者から実績のある人なんていないからです。
この方法で多くのヒヨコ編集者が大空へ羽ばたいていくのです。
たまに元TV局や映像制作会社の人はいますがごく少数なので気にしないでOKです。



なるほど〜!でも架空の案件を想定して作成するって難しいよ。
もっと具体的に教えてよ。



では例として、
まず僕が作ったモノを見てみましょう。
筆者のポートフォリオを観ながら解説
これは僕が動画編集を始めて1ヵ月後に作成したものです。
今見返すとSE(効果音)が大きくて会話が聞きづらかったり、テロップの視認性があまり良くなかったり。
さらに余分なエフェクトが入って内容を邪魔してるといった点が良くないですね。
しかし初心者の段階ではまぁ及第点といったところでしょうか。



ほほ〜、なんだかハイテンポで進んであっという間に終わったね。



テンポはあえて早くしてるんですよ。
その理由もあとで詳しく説明しますね。





上図はクラウドソーシングサイトですが、直近では10件応募に対して8件採用されています。
この動画は実績のない僕が作ったポートフォリオですが、
自己紹介動画でも案件に応募して十分採用されるのです。
動画イメージは
自分はこんな人間です。
こんなことやあんなことができます。
例えばマナブさん風の動画も完コピできちゃいます。
サムネも作れるしエンディング動画も作れますよ。
お仕事くださいね。よろしくお願いします。
ざっくりとこのような構成ですね。
もっと詳しく言えば
※僕の場合はビジネス系YouTubeのマナブさんをコピーしましたが、
バラエティやVlog系であれば別の有名な方をチョイスしてコピーしましょう。
※動画を見れば分かりますので、あえて文字にする必要はありません。
※一応Twitterアカウントかメールアドレスを記載しましょう
このような流れですね!
それではさらに深掘りして解説していきますよ〜!メモのご準備を!



自分のペースで読み進めてくださいね
動画編集の案件獲得に必須のモテるポートフォリオの作り方


動画編集の案件獲得しやすいモテるポートフォリオの条件とは
さっそくですが結論から先にお伝えします。



案件獲得しやすいポートフォリオの条件は4つあります。
- 短時間である(60秒〜90秒)
- 余計な要素をがない(自己満足な演出がない)
- 視認性が良い(デザイン力がある)
- 人柄が分かる(顔と声)
ひとつずつ見ていきますね
条件❶ 短時間である(60秒〜90秒)





なんで?せっかくアピールするんだから
タップリと長い時間の動画を作りたいよ!



気持ちはとても分かります。
でも1度相手の立場になって考えてみましょう。
そう、クライアントは主にクラウドソーシングサイトを使って案件を載せて編集者を募集します。
例えば1つの案件に対して10人の編集者が応募します。
この場合、クライアントは10人分の営業文とポートフォリオをチェックすることになりますね。
つまり応募者の動画をたくさん観るのです。
そしてクライアントも忙しいので1つ1つ丁寧に応募者の動画をチェックできないことが多い。
このような理由で、無駄な要素が多く長ったらしい内容だと不採用になる確率が上がります。
なので少し急ぎ気味でも良いので、時間は60秒〜90秒以内で設定しましょう。



本当に伝えるべき内容を凝縮するのです。



動画に何を残せば良いのか分からないよ〜
ではもっと詳しく見ていきましょう。
条件❷ 自己満足な演出がない


クライアントからモテたいのであれば、
とはいえ初心者の状態では何が必要で何が無駄な要素か分からない
と思いますので具体的に説明していきますね。
省略した方が良い余計な要素はこちら
❶編集者として出来て当たり前なこと
- カットできます
- テロップ入れできます
- 色調補正できます
- モザイクかけれます
これは仕事を受ける編集者は出来て当たり前レベルです。



コソっと言うと(ネットで調べればやり方も載っているので
今分からなくても全然大丈夫ですよ)
なのでこれらはわざわざ書くことではありません。



この人とっても素人っぽいなぁ〜
仕事任せて大丈夫かな?
とクライアントから初心者認定される可能性が非常に高いです。
あえてマイナスポイントを出す必要はないので省略しておきましょう。
❷自己満足な演出


編集に関係のない情報に時間をかけるのはNGです。
もしどうしても伝えておきたい個人的な趣味があればサラッと載せるぐらいにしておきましょう。
原則としてクライアントが知りたいのは
アナタが仕事として編集をしっかりこなしてくれるかどうかなのです。
ダラダラと目的のない演出はNGだということを肝に銘じてくださいね。



編集スキルをアピールする演出であれば全然OKだと思います
条件❸ 視認性が良い(デザイン力がある)





これが最も大切な部分です。
そしてポイントは派手な演出は必要はないということ。
特別に高いスキルを見せる必要はないのですが、
見やすさが最も大切なので自分で作成した動画を何度も見返して直していきましょう。
- ○テロップの種類
- ○フォントの大きさ
- ○位置
- ○色・デザイン
- エフェクト
- 効果音の音量
- BGMの音量
- 会話の音量
特に○をつけた箇所の視認性が悪ければ不採用の確率が上がります。
なぜならどれだけ簡単な案件であってもテロップは間違いなく必要だからです。



○は優先的にチェックしましょう
僕もそうだったのですが自分でフォント調整したりテロップ作成は思った以上に大変です。
デザイン力に自信がない方はこちらの記事を参考にしてみてください


これから案件獲得のためポートフォリオ作成する人へ
— もぐすた 🎥 Video Creator (@KUZUkuzumogura) December 11, 2021
私が購入して本当に良かったものをご紹介します。
【テロップの種類を増やす】https://t.co/hn0AylWQYK
千円ちょっとでバラエティビジネスVlogなど全ジャンルを揃えることができます。
リツイートで頂ける無料版でも十分活躍してくれますよ!
以前Tweetしたのですが、こちらで無料配布されていますので1度チェックしてみてください。
リツイートするだけでかなり使いやすいテロップを頂けることができますよ。



これは本当助かる〜



Twitterはたまに素晴らしい情報を入手できるので
やっておいて損はないですよ!
条件❹ 人柄が分かる(顔と声)


最後にコレですね。
人間性を少しでも把握しておきたいクライアントは意外にも多いです。
やはりクライアントも人間なのです。
いくら編集スキルが高くても声も顔も分からないと不安になります。



へえ〜そういうもんなんだ
なぜ不安になるかというと、
どこの誰かも不明な人物に仕事を依頼して途中でポイっと放棄されるリスクが高まるからです。
なので顔はアイコンでも問題ありませんが、最低限「声」は入れた方が良いでしょう。



安心して仕事を任せたいだけなのよ。



わりと人柄や雰囲気は声に出ると言いますもんね。侮るべからず。
まとめるとポートフォリオは大事!動画編集の案件を獲得するためにしっかり作ろう!





いかがでしたか?
今回は初心者の方に向けてモテるポートフォリオ(自己紹介動画)の作成方法をお伝えしました。
あまりこういったまとめ記事を書いている方は少ないので
目からウロコの編集者さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
クラウドソーシングで案件を獲得するためにはポートフォリオと合わせて営業文も必要になります。


こちらもぜひチェックしてみてくださいね。



今回の記事を全て読んだ方は読む前の状態と比べて
格段にレベルアップしていると思います
とことん相手目線、視聴者目線に立って動画を編集することは今後必ず役に立つでしょう。
独学でもある程度は活躍できるのが動画編集という仕事の魅力ですが、
さらに稼ぎたい方は高単価案件の獲得が必須です。
そして高単価案件に採用される人材はもはや副業のレベルを超えているといって言いでしょう。
つまり転職活動する場合でも、
そして長い将来を見据えて稼ぎ続けたい方はスクールがおすすめです。
独学の方は自分で学ぶ力が既に出来ているので
スクールと掛け合わせれば成長曲線は急角度に上昇するでしょう。



動画編集で稼いで豊かに暮らしていきましょう。
これからも稼ぐことをテーマに記事を更新していきますので、ぜひ他の記事も覗いてくださいね。



10件応募したら半分採用された!
といった嬉しい報告をお待ちしてます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
動画編集の副業に興味のある方はこちらの記事も覗いてみてくださいね